接見はやはり

12月 6, 2023 一般

警察署で被疑者に接見してきました。逮捕されると、警察署内の留置施設と呼ばれる場所に入れられてしまうことがあります。そこに弁護士が会いにいくことを接見といいます。つまり面会しに行くのです。

さて、今回行った警察署の接見の部屋が、とにかく狭かったのです。もちろん部屋の大きさを測りに行ったわけではないのでじっくり眺めまわした訳でもなく、本当にどれくらいの広狭だったのかは感覚的な話でしかないのですが。

被疑者とこちらの間には透明なアクリル板(本当にあの素材がアクリル板なのか、確かめたことはありません)で区切られて、声だけは通るように工夫されています。しかし、それでもどうしても声が届きにくいし、相手の声も聞き取りにくいです。

この小さな部屋で、透明な仕切りを間に相対(あいたい)して、大きな声を出しながら、お互い「え?」と聞き返しながらやり取りしている姿は、俯瞰してみるとなんだかシュールな気がしました。

《廣井》